浅瀬

駆け出し作曲家、本澤遠(もとざわとお)のくっだらんブログ

におい

今の季節はふと石油ストーブのにおいがするときがあって、懐かしく思う。

 嗅覚は記憶を連れ戻す。音もそうですが。
この二つは侮れない。記憶や感情を否応なしに引き出す。たしかちゃんと科学的根拠もあったような、なかったような。

個人的に、香りといえばヒノキが好きなんですわ。
以前別府で叔母がお土産に買ってくれたヒノキ球を皮切りに、楽天で大量追加購入。入浴時に湯船に浮かべ両手いっぱいに持ち、スハスハ嗅いで変態のように楽しむエピソードを話すとだいたい気持ち悪!って返ってくる。
除菌スプレーとアロマオイルまで買って(ヒノキの香りとなるとなぜかお値が張る)無水エタノールと1:9で混ぜ、瓶に入れ竹ひごをぶっ刺してついにディフューザーを作るまで来てしまった。
ヒノキの香水が欲しいくらいです。

香水嫌いやけどさ。ひとり一階コスメ売り場。

存在の意味すらわからんって昔は思ってたけど、生活臭を断ちたい時、仕事の時とか気合いを入れる時とか、

私みたいに落ち着きを求めるというよりは、気持ちを切り替えるためのもんなんでしょうね。アイデンティティの一つでもあるか。

 

とはいえシャンプーと柔軟剤に混ざるのを考えるとやっぱナシ。